神楽坂スポーツ医学セミナーに参加しました
2019年12月14・15日に品川区にある昭和大学にて行われた「神楽坂スポーツ医学セミナー」に理学療法士の大澤が参加しました。
毎年各地方にてスポーツに特化した内容で開かれており、今回は「投球障害からの完全復帰」をテーマにした講演となりました。
1日目の講演では、医師による投球障害に対する保存的治療について、肘関節の難治症例に対する検討会、理学療法士による野球選手に対するコンディショニングについて、最後には現花巻東高校野球部監督の佐々木 洋先生による講演も行われました。
2日目の講演では、日本高等学校野球連盟理事の田名部 和裕先生を中心に投球制限について、またサンフランシスコジャイアンツ チーフチームドクターのDr. Ken Akizukiや昭和大学江東豊洲病院の冨田 一誠先生による日米での投球障害についての講演が行われました。
当院でも投球障害を起こした患者様に対して、治療や指導等を行う機会が多々あります。
今回のセミナーを受け感じた事は、基礎知識はもちろんの事ではありますが、競技特性を理解する必要性や現場に必要な知識(投球数や管理等含め)を持っている事、また、医師や保護者・チームスタッフとの連携が必要だと改めて強く感じる事が出来ました。保護者やスタッフを含めコミュニケーションを取ることが予防等にも繋がると感じました。
今後の日々の臨床へ生かしていきたいと思います。
理学療法士 大澤