手術部感染対策セミナーに参加しました。
10/28 東京都永田町でのジンマーバイオメット社主催のセミナーに参加しました。当日は日本感染管理支援協会理事長 土井英史先生が主に滅菌業務に関してご講演くださり拝聴いたしました。
詳細は
滅菌供給業務での第1段階 使用器械の除染(洗浄)作業の重要性についてです。当院では使用器械に血液溶解材を散布し密閉して除染エリア(中材)へ搬送しWD(器械洗浄機)にて除染しWDに入れられない物は用手洗浄しています。
土井先生によれば、WDにいれて除染する器械を増やし用手洗浄する器械のリストをあげ洗浄方法のマニュアルを作り統一化する必要があるとのことでした。またWDの洗浄の質を検証するために器械の残留タンパクを測定していく必要もあり、残留タンパクはその後の滅菌工程で滅菌不良の原因因子となるため、除染後の器械に肉眼的汚染・破損・不具合がないか1点ずつ点検を行ってから滅菌をしなければならないとのことでした。
次に、高圧蒸気滅菌における滅菌バッグ・ラッピング方法についての正確なやり方についての説明もありました。ウェトパック・乾燥不良品を出さない為の滅菌時の工夫や滅菌後の物品から結露をださない為に取り出し後は冷ましてから作業しなければならないとの事でした。滅菌工程が確実に行われたかの測定・記録を行い滅菌物が無菌性の維持を保てるように保管しなければならず、保管方法については器械を積み重ねない・ダンボールは使用しない・ラッピングされた重い器械はトレイで管理・ダストカバーの使用等詳細にご教授いただきました。
本セミナーを通して、確実な滅菌工程を経た器械をきちんと保管して払い出しをするまでの一連の業務について学ぶことができました。当院では最も高いクリーン度を要する整形外科手術をメインに行っています。患者様にとって生涯に1度あるかないかの手術の為に安全で確実な器械・環境を提供することと、患者様が安心して手術を受けていただけるようスタッフ全員で知識を高めたいと思います。 手術部 古賀、小山